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急救翻译

回答数:0 浏览:337 提问时间:2009-6-24 9:10:02 0
群雄が相争った戦国時代、わが名を早く世に広めようと、奇抜な名を名乗って戦場を駆け巡った武士もいたらしい。抱腹絶倒の珍名が色々あって、当時の武士たちのユーモア感覚には舌を巻く。
 例えば滝沢馬琴の「燕石雑誌」によれば、尤道理之介という武士がいて、戦場で名乗りを上げると敵も味方も大笑いしたそうだ。そのことを井上久さんの随筆に教わったが、どんな喧嘩も「理のあるなし」は大切だ。いくさの前に叫ぶには、悪くない名前だったろう。
 さて、日本郵政の社長人事をめぐる世論を見ると、現代の「道理之助」は西川社長ではなく、大臣を辞めた鳩山さんのようだ。「世の中、正しいことが通らない時がある」「潔く去る」。鳩山氏の言葉は、義憤を込めて意気軒高だ。
 英雄気取りと陰口もきかれるようだが、ロマン主義者なのだろう。自らの言動への美意識も強いとお見受けする。負けを承知で「正義」を曲げず、ついに詰め腹という「滅びの美学」は、判官びいきの国民性に訴えたかもしれない。
 反対に麻生首相は、また指導力の落第点がつき、敵役にもなった。鳩山流美学に対し、現実的に処するしかなかった。もとは盟友である。泣いてばしょく(马谡)を斬ったのか、それとも心頭か。ともあれ国民そっちのけの内紛劇である。
 もう早く選挙をするにかぎる。民意の賞味期限をごまかす防腐剤は限度をこえた。政策をぶつけ合い、どの党や候補者が「尤道理之介」かを国民に決めさせてほしい。どこが勝つにしても、政治の梅雨明けは早いほうがいい。
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